[金融商品]
2016年06月05日
利益の株主への還元増加
上場企業がその利益の株主への還元を増加させているようです。
15年に企業統治指針が導入されたされたことがその要因の一つであると考えられます。
また、マイナス金利の導入も、その重要な要因の一つでしょう。
マイナス金利の状況がより進行すれば、諸外国の例からしても、企業の預金にマイナス金利が適用される可能性は大きいからです。
企業が利益の株主への還元をよりすすめれば、より多くの資金を手にすることになる個人が消費等に回す可能性は出てきます。
デフレ脱却にむけて日銀が採り得る手段は、そろそろ限界が近づいているようです。
マイナス金利導入の効果は、今後よりはっきりとあらわれてくるでしょうか。
藤沢法律税務FP事務所