[不動産]
2017年02月19日
ノートルダム大聖堂
花の都パリの代表的観光名所のノートルダム大聖堂の建つ場所は、紀元前のケルト民族の時代からの聖地でした。
「ノートル・ダム」とは、我らが貴婦人、すなわち聖母マリアのことです。そのため、ノートルダムの名を冠した聖堂は、ストラスブールほかフランスの各地に存在します。
これらの大聖堂は、いずれもゴシック形式で建てられ、それまでのロマネスク様式の建物が薄暗く狭かったのに対して、広く光に満ちあふれる空間となり、よりいっそう神の威光を示すものとなりました。街の中心に建てられた大聖堂は、市民にとって神に祈りを捧げる場所であるほかに、多種多様な機能を果たす場所となりました。
そのように大聖堂が人が集まる場所となると、利益追求のためにさらなる大きな大聖堂を建設しようと、その資金を悪名高い免罪符によって賄うということが行われるようになり、その批判から宗教改革を招来することにもなりました。
藤沢法律税務FP事務所