[税金]
2017年08月15日
セルフメディケーション税制
セルフメディケ―ション税制とは、今年の1月1日以降に、健康の維持増進及び疾病の予防への取組として一定の取組を行う個人が、スイッチOTC医薬品を購入した際に、その購入費用について所得控除を受けることができるものです。
健康の維持増進及び疾病の予防への取組としての一定の取組とは、特定健康診査(メタボ検診)・予防接種、定期健康診断(事業主検診)、健康診査(医療保険者が行う人間ドック等)、がん検診がこれにあたります。
スイッチOTC医薬品とは、医療用医薬品から一般用医薬品に転用されたかぜ薬、胃腸薬、鼻炎用内服薬、水虫・たむし用薬、肩こり・腰痛・関節痛の貼り薬等です。対象品目一覧は厚生労働省のホームページで確認できます。「ロキソニンS」「バファリンEX」「パブロンS」「エスタックイブ」「ガスター10」「サロンパスEX」「ニコレット」などおなじみの品目が対象に含まれています。
控除金額は、自己または自己と生計を一にする配偶者その他の親族が支払ったスイッチOTC医薬品の購入対価が1万2千円を超える場合の、その超える部分の金額となります。
藤沢法律税務FP事務所